投資体験ラボ

もりた つかさ

2026年2月13日

名古屋市立守山北中学校にて投資体験ゲーム「世界の国版」を開催しました。

今回は、名古屋市立守山北中学校様にて投資体験ゲーム「世界の国版」を開催しました。
まだ受験シーズン中にも関わらず、多くの生徒が参加をしてくれました♪

そして今回ナビゲーターを担当してくださったのは、ファイナンシャルプランナーとして企業型確定拠出年金の支援や、大学・専門学校で教養講座なども行われている、さくら総合オフィス代表のファイナンシャルプランナー竹内先生。こちらのシステムが通信トラブルに見舞われる場面もありましたが、落ち着いた雰囲気でスムーズに進行してくださいました♪

着実に資産を築く生徒たち

今回のゲームで顕著だったのは、全体を通じて貯金比率が高めだったこと。驚くことに、上位2チームはいずれも、最も高い配分比率を占めていたのが貯金という珍しい結果に。ゲームとはいえ、リアルな感覚でしっかり守りを固めながら、的確に上昇を捉えることができていた様子が見て取れます。

今回参加いただいた皆さんも、ゲームであっても、「お金を減らしたくない」「よくわからないところに投資するのは怖い」。
そんな率直な感覚を大切にしながら、その中で自分たちが許容できるリスクはどこまでなのかを仲間と真剣に話し合い、挑戦していく姿勢はとてもリアルで、まさに本物の投資家のようでした。

下のグラフから分かるように、1位の3組4班チームは、序盤から他チームを大きく突き放し、後半は2組5班と接戦を繰り広げながらも見事に勝利を収めました。おめでとうございます♪

「わからない」中でできることを模索する

ゲームの進行中に最も多く聞こえた声。それは「わからないー!!!」でした(笑)。

私たちが巡回すると、「どこに投資したらいい?」といった質問を受けます。ただ、投資の世界に正解はありません(私自身、どこが上昇したかを覚えていない部分もありますが…汗)。結果として最も良い成果を出せたとしても、それが“正しかった”かどうかを測ることはとても難しいのです。

大切なのは、与えられた情報や資料をもとに、わからない中で「自分たちなりの答え」に向き合うこと。チームで取り組む中で、個々の価値観や考えも踏まえながら、リスクを意識しつつ、どのような選択をするのかを考えること。それが「世界の国版」の醍醐味でもあります。

また、資料をよく読み込むと、実はちょっとしたヒントが潜んでいたりします。それを見つけた生徒が誇らしげに語る瞬間、そしてそれを聞いた他チームの反応もまた印象的でした。

特徴があることが、優秀な投資とは限らない

今回もう一つ印象的だったのが、1組(グループA)の存在です。

上位こそ他クラスに譲るものの、チーム個々の成績が全体的に高かったことから、クラス対抗ではトップに。

一方で、部門賞では1組のチームが一つも表彰されないという結果に。突出した特徴がないことが、逆に安定したスコアにつながっていたとも言えるかもしれません。これは私たちにとっても非常に興味深い結果となりました。

「わからない」のレベルを上げていく体験を

今回ご招待くださったのは、キャリアナビゲーターの野田さん。

生徒たちに、これから必要になるお金や経済に対する意識を、勉強ではなく体験を通して育みたいとの想いからお声がけくださいました。誠にありがとうございました。

世界の国版は初級編として、その入り口となるプログラムです。ハードルが低い分、今回の「わからない」の声にもあったように、判断材料となる要素がやや少ない部分もあります。

今回の体験を通じて、「もっと本格的なチャレンジをしてみたい」と感じた方には、またどこかでぜひ、中級編にも挑戦していただけたらと思います。今回とはまた違った「わからない」が、きっと待っています♪

©️一般社団法人CURIATION