投資体験ラボ

もりた つかさ

2026年8月19日

御木本製薬様にて経済・投資体験ゲーム「世界の国版」をコミュニケーション研修の中のグループワークとして実施しました!

この日は、三重県伊勢市の御木本製薬株式会社様にて、経済・投資体験ゲーム「世界の国版」をコミュニケーション研修の中のグループワークとして実施させていただきました!

今回のご縁は、百五総合研究所様を通じた御木本製薬様のコミュニケーション研修として。研修を担当されている株式会社en-cultureの筒井先生から、経済・投資体験ゲームをご提案いただいたことをきっかけに、開催が実現しました。

ご参加いただいたのは16名の社員様。今回は1チーム2〜4名の少数編成で、チームごとに話し合いながら投資判断を重ねていくチーム戦形式で実施しました。

まずはお金のタイプ診断から

例によって、最初は恒例のお金のタイプ診断から。
今回は任意でのチーム編成ということもあってか、比較的傾向の近いメンバーで構成されているのも面白いですね。

注目はやはり波乗り名人2名が在籍するチームサーファー。「波乗りは強い」というジンクスが今回も守られるのかにも注目です♪

ゲームは穏やかなスタートから一変、後半は激しい順位争いに

そしていざゲームスタート。
序盤は様子見ということで、比較的リスクを抑えた投資スタイルが多い中、序盤から強気の姿勢で挑むのは、やはりチームサーファー。
見事に相場の波を読み、中盤までゲームを牽引していきます!

ドラマは5ターン目。
ここで各チームの思惑が大きく結果に現れ、順位が大きく変動します。

これまで一位を維持してきたチームサーファーがそのまま逃げ切るかと思いきや、直前4位だったチーム山商OB・OGが一気に資産を増やし一位に躍り出ます!

一方、上位争いを演じてきたりあみチームはまさかの失墜。2位から最下位にまで転落するという波乱の展開に…!

この勢いのままチーム山商OB・OGが勝利するかと多いきや、ラストはチームサーファーが見事な波乗りで再度逆転!一位でフィニッシュとなりました♪

ターンを重ねるごとに見えてくる「チームらしさ」

各ターンの投資傾向を平準化してみると、1位のサーファーチーム以外は現金を25%以上維持しながら各国に分散投資をしているように見えますが、各ターンで切り取るとその取り組みは各チーム際立ってバラバラ。その辺りは部門賞がしっかりとスコアで捉えています。

個人的に面白かったのは、チーム工場。メンバーも最多の4名構成でありながら、一定の方針と投資スタイルを貫きながら丁寧な投資に取り組んでいます。
チーム戦ということで、様々な意見が出るであろう中でこうした取り組みができるのはさすが。
残念ながら結果は相場に嫌われることが多かったものの、みんなで学びを深めるという点では見ていて面白かったです。

「相場に嫌われた」というところではチームりあみも外せません。応援したい国が明確にありながら、なぜかタイミングを真逆レベルで外してしまう様子は、見ている側としては非常に切なく、そして楽しかったです笑。

また、現在思考チームも、「よくわからないから勘でやっている」と言いながら、全チームで圧倒的に投資判断に時間をかけていました笑。「今」を基準に考えるメンバーだからこそ、チームとして長期的な軸・戦略を持つことが難しかったのかなと考えさせられました。

AIによる今回の考察

今回もAIにゲームデータを元に評価をしてもらいました。

  • サーファー(1位) — 2部門受賞

    → 相場の変化を捉えるセンスをもち、迅速な判断と集中投資で相場の波を見事に乗りこなしました。日本への配分が33%と、歴代のプレイヤーで見ても顕著に高く、日本の成長を期待する気持ちが伺えます。

  • 山商OB・OG(2位) — 5部門受賞

    「安全に、一途に、我が道を行く」——堅実さと個性の強さを併せ持った5冠。リスクとリターンのバランスが最も優れていたという「投資家レベル部門」も受賞し、今回の隠れたMVPと言える存在でした。

  • 工場(3位) — 2部門受賞

    「分散」「計画的」を貫きながらも、相場の波にやや泣かされたチーム。結果は惜しくも、4名の多様なタイプが集まる中での一貫性は、チームとしての統率力とポテンシャルの高さを物語っています。

  • 現在思考(4位)
    現在思考タイプが集まったチームらしく、「感性で向き合ったで賞」&「投資判断に時間がかかったで賞」を受賞。投資の配分よりも、それぞれの主張をまとめることが今回の一番の学びになったかもしれません。

  • りあみ(5位)「リスクを恐れず大胆な投資を行なったで賞」「高値づかみに気をつけま賞」「オンオフが激しいで賞」といった受賞からも、 大胆さとメリハリが光った一方、相場には見事に裏切られることの多かったチーム。悔しい経験は未来に必ず生きるでしょう。

最後に

今回は、参加者の皆さんに投資経験者がいらっしゃらない中での開催となりました。

通常こうしたゲームを行うと、その場の空気というのか、ターンを重ねるほどに投資の傾向が一方に偏っていくことがありますが、今回はむしろ逆。
ターンを重ねるたびにチームごとの「色」が濃くなっていき、毎ターンの発表では、それぞれの配分の違いにお互いが驚く場面も多く、楽しい時間となりました。

同じ情報を受け取っているにもかかわらず、ニュースを深く読み込むチーム、値動きに意識を向けるチーム、資料の中からヒントを探るチーム、ひたすら悩み続けるチーム。そして、自分たちの方針を大切にしながら、状況に応じて調整するスタイルを貫くチーム。

少人数での開催で、ここまで見事にそれぞれのスタイルが分かれた会も珍しかったのではないかなと思います。

その日、その場に集まった人たちだからこそ生まれる体験。そこにはいつも、新しい発見や面白さ、そして喜びがあります。

そして間違いなく言えることは、一番多くの学びと経験を得ているのは、この場をつくらせていただいている私たち自身だということ。こうして得たことを活かしながら、より良い「体験」がお届けできるよう精進し、この経験と感謝を少しずつお返ししていきたいと思います。

改めて、素敵なご縁をつないでくださった筒井先生、今回の研修機会をご提供くださった百五総合研究所様。そして、コミュニケーション研修の一環として、「投資」という世間ではまだまだ少しハードルの高いテーマを受け入れ、開催に踏み切ってくださった御木本製薬様。

このような貴重な機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。

©️一般社団法人CURIATION