投資体験ラボ

もりた つかさ

2025年11月21日

名古屋市立一色中学校にて投資体験ゲーム「世界の国版」を開催しました。

今回は、名古屋市立一色中学校様にて投資体験ゲーム「世界の国版」を開催しました。今回ゲームナビゲーターを務めてくださったのはFPの竹内みどり先生です♪初めての主催ということで緊張したご様子でしたが、ゲームがスタートするなりスイッチオン、ご自身の持ち味を生かしながら独自のコメントも添えながらとってもテンポよく進行してくださいました!

投資行動は環境に影響する?

今回ゲームをして特に印象的だったのが、取り組んでくれた生徒たちの投資に対する姿勢、投資行動です。この投資体験ゲームを開催していつも感じるのが、「開催環境で大きく特徴が出る」ことです。これまでもさまざまな場所で開催をしてきましたが、それぞれの開催ごとに特徴というのか、その場所だから生まれる空気感がゲーム結果に現れます。

今回の一色中学校は、ものすごくリアル。ゲームとはいえ、本当に投資をするという意識を持って真剣にチャレンジをしてくれました。特に顕著だったのは、現金比率と分散比率の高さです。

自分たちなりの「取り組み方」がある

ゲーム中に生徒さんにその理由を聞いてみると、「しっかりと最初の資金を守りながら着実に増やしたい」「増えた分を貯金に回すようにしている」といったように、それぞれの投資スタイルに軸があることに驚きました。この辺りは部門賞でもしっかりと反映されていたように思います。今見直すと、C組の全ての班が部門賞を獲得していました…!

短い時間の中でしっかりとチームの方向性を定めながら取り組んでいる…そしてそうした各チームの価値観が、ゲーム全体を心地良い緊張感で覆ってくれている…そんな姿を見ながら進行ができることのなんという幸せ。

そしてそんな中で優勝をしたC組6班、おめでとうございます♪平均さんが見事に真ん中に来ているというのも面白いですね。「何も考えずただ素直に分散するだけでもいい」そんな気づきも感じてもらえたかなと思います。

クラス対抗が映し出す一体感

投資体験ゲームの醍醐味の一つはグループ対抗です。こうして学校で開催してみると、クラス対抗は毎回本当に盛り上がり、気がつけばクラス対抗がゲームの主役になることもしばしば。
この日もとある生徒がゲーム中に「C組頑張ろう!」と声を上げると、クラスの生徒が歓声を上げ、それを見た他のクラスも拍手をするという光景に思わずグッときてしまいました笑。
今回は上位を占めたC組が1位かと思いきや、5位以下をしっかり固めたA組の勝利!最後の最後まで結果がわからない接戦でした♪

教育現場で実施するという責任感

今回ご依頼をくださったのは、一色中学校でキャリアナビゲーターを務めていらっしゃる寺本さんから。先日の体験会にもご参加くださり、開催のご依頼から当日を迎えるまで大変丁寧に準備を進めてくださいました。
開催に先立ち社会科の森本先生とも擦り合わせをさせていただく中で、この投資体験ゲームに期待してくださっていること、私たちが届けたい思いをしっかり共有して望めたことは大変ありがたいことでした。

ゲームの最後は、社会科の森本先生からの感謝の言葉と共に、生徒へ向けたこんな言葉で幕を閉じます(多少うろ覚えですいません汗)

私も実際にゲームにチャレンジする気持ちで見ていたけど、どうしたらお金が増えるか考えるのは本当に難しかった。でも、こうして経済のさまざまな出来事や変化が自分たちのお金や生活、人生に影響するということがよくわかった。お金を増やしたいという素直な気持ちも大切。これから公民の授業を受ける上で、「学ぶ意味」ができたことは非常に意義がある。今回の体験を通じて得た気持ちを大切にして、これからの授業に臨んでください。

生徒達に向けて届けられた言葉は、私たちの思いそのものでもあります。ですが、こんなに簡潔で、かつ重みを以て伝えられることは私には到底できません。日々現場で生徒一人一人と向き合われているからこそ成しうることであり、改めて教育現場に携わる方々の深い思いと覚悟に感銘を受けました。

こうした取り組みをすることの重みと責任感、そしてそんな熱い思いを持った先生やキャリアナビゲーターの皆さんとご一緒のできることに、ただただ感謝です。

©️一般社団法人CURIATION