
投資体験ラボ
もりた つかさ

今回は、一般社団法人経営士会の皆様に向けて、経済・投資体験ゲーム「世界の国版」を開催させていただきました!

今回もご縁をいただいたのはさくら総合オフィスの竹内みどり先生。
名古屋栄のテレビ塔内にあるスペースをお借りしての実施ということで、特別な雰囲気を楽しみつつの開催となりました♪
今回は9名のご参加者様。
まずは冒頭にお金のタイプ診断を実施。一人ひとりのお金に対する価値観を可視化します。
これは、本ゲームが一種のコミュニケーションツールという位置付けから、お互いを知る一つの共通言語という役割を担っています。加えて、”ハンドルを握ると人が変わる”なんて話をよく聞くように、お金も頭で考えている自分と、実際に資産が変化していく中で行動する自分が意外と「別人」だったり、そんな自分自身の一面を知る機会にもなればという思いがあります。

9名の診断結果は、9タイプのうち6タイプが分布。いちばん多かったのは人生設計を大事にする「ライフデザイナー」が3名。続いて「ポイントゲッター」が2名。そこに「ドリーマー」「波乗り名人」「週末ゴージャス」「パーリーピーポー」が1名ずつと、見事に個性の分かれる結果となりました。
意外にも、堅実派の代表格である「コツコツマスター」や「やりくり上手」と、真ん中の「THEバランサー」がゼロという、守りの王道タイプがほとんどいない顔ぶれですというのも面白いですね♪

そしていざ、投資体験ゲーム「世界の国版」スタート!
今回は久しぶりの個人戦ということで、4人&5人の2つのグループ対抗も実施してみました♪

序盤にリードしたのは北澤Sさん。"リスクは負わない"と言われながらも、見事な滑り出しで1ターン目・2ターン目と首位に。
ところが3ターン目あたりから状況は一変。中川Sさんが4位から一気に首位へ浮上すると、一瞬危ぶまれる瞬間はありつつも最後まで首位を維持。見事に一位に輝きました♪
序盤一位だった北澤Sさんはまさかの9位に。ただそこには「資産を減らさない」という明確な目的を定めての取り組みということで、最終的にはしっかりと守りを固めながらの資産2倍ということで、実は影の実力者でもありました。
そして残念ながら最下位になってしまった大橋Yさんですが、こちらはある種ゲームを作った側としてはニヤリとするシーンをたくさん提供してくださいました。
目まぐるしく変化する相場に合わせようと思えば思うほど何故か市場は逆行し、ターンを重ねるたびに「もう怖くてどうしていいかわからない」と思わず声を漏らしてしまわれる瞬間も。でも、この経験をゲームの中で体験できるまでリアルに取り組まれたことがとっても素敵なことで、一緒に参加されてる方にとっても大切な気づきを提供してくださった立役者でもありました。
そして特筆すべきは平均さんの存在感。序盤から終盤まで、ほぼずっと中盤をキープしての6位。「何にも考えずに淡々と分散する」という選択肢の可能性を示してくれました。
グループ対抗は、各グループのプレイヤーの平均値で競う仕様になっているんですが、今回のグループ戦は面白いくらいに僅差の溝が埋まりそうで埋まらないという絶妙な展開に。

面白いのは、個人1位の中川Sさんを擁するのがBグループだったこと。
それでもAグループが勝ったのは、2位の丹田Hさん・3位の岩村Iさん・4位の今Kさんのお三方がいずれもAグループだったということで、上位の層の厚さが勝敗を分けました。個人のドラマと、グループ全体の総合力が見事に入り混じった展開だったことがわかります♪
ここで全ターンを通じた配分を見てみましょう。

今回いちばんくっきり分かれたのは、現金の持ち方です。6ターン通して現金ゼロを貫いたのは、中川S・丹田H・今K・江口Kの4名。そしてこの4名は、最終順位でも1位・2位・4位・5位を占めました。
もう一つ面白かったのは、9名全員が、6ターンすべてでアメリカに配分していたこと。アメリカへの配分は、全員の6ターン合計で約35%と歴代でも最大規模でした。とはいえ、配分の仕方はアメリカ一本の江口Kさんから6カ国に細かく分散する岩村Iさんまで実にさまざま。
同じ「アメリカを軸にする」でも、一人ひとり違う勝ち筋を描いていたのが面白かったです。
また、診断結果と実際の行動が必ずしも一致しないのもこのゲームの面白いところ。「ポイントゲッター」の北澤Sさんと大橋Yさんは、診断どおり現金を厚めに持つ堅実な立ち回り。一方で「ライフデザイナー」の中には、現金ゼロで6カ国に広げた丹田Hさんのような、攻めの顔を見せた方もいました。
今回も、各参加者の投資判断のスピード・分散度・順位推移等をもとに、AIに9名それぞれの投資行動をまとめてもらいました。

5位スタートから首位まで駆け上がった、現金ゼロの攻め手 — 6ターンすべてを全額投資で通し、アメリカを軸に3〜5カ国のあいだで投資先を入れ替え続けた。投資家レベル部門とスキル・運部門の2冠は、この一貫した攻めの姿勢への評価です。

現金ゼロで広く構え続けた、安定の準優勝 — 基本は5〜6カ国に広げ、最終ターンは6カ国すべてに手を伸ばして全額投資。判断時間は毎ターン70〜120秒前後と安定していた。個性派部門「高値づかみに気をつけま賞」は意外な受賞でした。

貯金を使いこなした、分散の優等生 — 6ターン中4ターンで6カ国すべてに配分し、さらに現金を平均2割ほど残しながら、攻守のバランスを取り続けた。分散部門「広く分散しながらバランスが良かったで賞」はまさにこのスタイルへのご褒美です。

2〜3カ国に絞って現金ゼロ、最後はアメリカと日本に半分ずつ — 配分先を絞り込む潔いスタイルで、最終ターンの判断はわずか29秒。無冠ながら、迷いのない攻めで堂々の4位に入りました。

9名中ただ1人の5冠、「アメリカ一本」の孤高の勝負師 — 6ターン中3ターンが全額アメリカという一点集中。分散・安全意識・個性派3つで計5つの賞を一人で受賞し、今回もっとも個性が際立ちました。

計画的に、そして大胆に。2つの顔を持つライフデザイナー — 序盤は現金を2〜3割残しつつ、4ターン目以降は現金ゼロで全額投資へ。一貫性部門「一定のルールを定めて計画的な投資を行なったで賞」と、安全意識部門「リスクを恐れず大胆な投資を行なったで賞」を同時受賞しました。

9名の中でいちばん決断が早かった、感性派の波乗り名人 — 判断時間は1ターン平均およそ67秒と最速。序盤は現金を4割前後残して様子を見て、4ターン目以降は全額を投資へ。「決断が早いで賞」と「計画性より感性で相場と向き合ったで賞」の2賞は、この早さと感性の表れです。

序盤の首位から、慎重さが勝った「オンオフ」型 — 1・2ターン目は首位。その後は現金を厚めに持ち、5ターン目には現金72%まで積み上げるなど、攻めと守りの切り替えが大きかった。「オンオフが激しいで賞」は、その振れ幅への評価です。

9名の中でいちばん「よぉ〜く考えた」慎重派 — 判断時間は平均およそ137秒と最長で、毎ターン丁寧に配分を考え、現金も毎ターン残し続けた(平均約31%)。「よぉ〜く考えたで賞」と「見事にハズレを大きく引いてしまったで賞」を同時に受賞するという、ちょっと愛おしい結果。それでも最終資産194万円、元手のほぼ2倍です。
順位だけでは見えてこない「光る投資(と気をつけたい投資)」を讃える部門賞。

今回は、江口Kさんが1人で5つを受賞。中川Sさん・西森Mさん・徐Yさん・大橋Yさんがそれぞれ2つずつ、丹田Hさん・岩村Iさん・北澤Sさんが1つずつと、9名中8名が何かしらの賞を受け取る結果になりました♪
9名・2グループ対抗というコンパクトな編成で行われた今回。
結果は全員プラスフィニッシュ。そして序盤の首位からの入れ替わりや、個人1位を擁するBグループをAグループが抑えて勝利するという、ドラマの詰まった一戦になりました!
また今回は大変ありがたいことに、ご参加くださった方々が最後に感想を共有してくださいました。
このゲームの制作に寄せた思いを、皆さんびっくりするほどいろいろな部分で感じてくださっていたこと。そして何より「楽しかった」と笑顔で語ってくださったことが本当に本当に嬉しく、大変ありがたい機会になりました。

こうした素敵なご縁をくださった竹内先生に改めて感謝申し上げます!
そして今回の開催でようやくMac、Windows問わず誰でも実施ができるシステムの土台ができたことを確信できました!ここまで何度も検証にお付き合いいただいたことにも改めて感謝感謝です!
少しでも多くの方にお届けができるよう、今後ともよろしくお願いします♪